jog17’s blog

オートバイ・diyが趣味。猫が好き。

最大の被災地・じゃなかった!

pcのマウス壊れて、使ってない有線マウスをひっばり出したんだけど、線がカタカタなって気になってしょうがない。

考えてみると、いろんな物が線で繋がっていて、家中電源コードなどでいっぱいですよね~(* ̄∇ ̄*)

 電気なしでは、日常がままならない。

中でもスマホなんか、肝心なとこで、バッテリーが、ヤバイ ってアセる事あるよね💦

 マウス買わなきゃな~

こんな事でイライラしてる。

 

TVや新聞ではあの事でいっぱいだ。

そう今日は3・11   あの震災のあった日だ。

 

僕は栃木県北の製造工場の2階にいた。

 

いつもと違うぞ、こりゃヤバイ・・・

 上司は、放送で指示があるまで待機しろと!

 でも、これは「避難訓練」ではないのだ。

 

 ・・・いや、逃げろ~みんな逃げろ~

ドアを開けて逃げ道を確保する。

上司の指示なんかまってられん!!

揺れが止まらない、もっと大きくなる。

 動物の本能と言うヤツだ。

経験のない、すごい揺れの中、何とか工場の外へでて、建物から離れて待機した。

 ところが、予想も出来ないほど、次々と大きな揺れがやってくる。

 駐車場の沢山の車が踊るように動き、固く平なはずのアスファルトが波のようにうねり出す。

 川の向こう岸で土煙があがっていた。

山が崩れ木々が滑りおちている。

これは、大変な事がおきてる。

ここにいるすべての仲間が、ここが最大の被災地だとおもっている。

 家族は大丈夫か、家は?

携帯も車のキーも工場の中。

 保育園にいる子供の事が心配で、

泣きながら、帰宅を求める人もいる。

何処に避難するのか、上層部のエライ方々の判断は二転三転、判断力も決断力もなかった。

何百人もの命を預かっている、気持ちは解りますが。

 そして、1時間後になって、帰宅がゆるされた。

ただ、携帯も車のカギも工場の中。

班ごとに安全確認、人員確認しながら取りに行った。

ラインや設備はあちこちに、向きを変えてはいるが、建物が崩れる様子はなかった。

迅速に荷物を取り出せた。

 

 工場の駐車場から出るのには時間がかかった。

早く帰って家族の無事を確認しなければ!

信号機は消えていて、街は大混乱だ。

その間にも、車を揺さぶるほどの大きな揺れが何度かやってくる。

 帰り道、何処を通れば最短でたどり着けるかばかり考えていた。

ラジオやTVの放送があったのかも覚えていないが、その後、TVで大きな津波に船や家が流される映像に、時間が止まった。

 被災地はココじゃなかった・・・

 

 家族も家もとりあえず無事だったと、少し安心した後の事だった。

 

そして、原発がコントロールを失い、放射能汚染の危機が。

チェルノブイリになるのか・・・

 

その後、僕は放射能モニタリングポスト製造リーダーとして頑張った!


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(写真は駅に設置されてから6年後)

 

 僕にとって、人の役に立つ一番の仕事になったと思う。

 失った方々が、少しでも癒される時が来ますように。

 近いうちに三陸海岸に行って見よう。

頑張れ、東北!

フレーフレー、石川!